本日は、透析治療を行っているクリニック様からお問合せをいただき、修理対応をさせていただきました。
こちらのクリニック様では、透析治療を行う部屋に患者様を見守る用の見守りカメラが設置されておりました。
そのカメラが一部故障してしまい、映像が映らなくなってしまっていました。
そこで、弊社にお問合せいただき、まずシステム構成などがどうなっているのかなどを確認する為、現地調査を行わせていただきました。
現場を確認させていただき思ったことは、「これは素人業者が行った工事」だということです。
配線がめちゃくちゃで、各カメラの電源の取り方がとても雑な方法だったのです。
この状態で原因の切り分けを行うのは、とても根気が必要でした。
なぜなら、どれがどのカメラの電源なのかも分からない状態だった為、一つ一つ電源を抜き差しして確認をしていく作業が必要でした。
何年も設置しているカメラの電源を抜く場合、電源を切ったと同時に映らなくなることもよくありますので、前もって担当者様には承諾をいただき原因の切り分けを行っていきました。
天井裏なども確認しながら、最終的な原因はACアダプターの不良と必要な場所に必要な配線が挿さっていなかったのが原因でした。
配線と電源の取り方がキレイに整えられてさえいれば、簡単に分かるようなことでした。
元々カメラを設置された業者は防犯カメラ専門業者ではなかったようで、カメラ交換しても元に戻らない状態となってしまい、業者側もどうすることも出来ず、お客様への対応が疎かになり高額なお見積を提示するようになったようです。
低価格で導入してくれるのは、お客様としてはとても助かることですが、有事の際の対応が悪ければ担当者様の時間と労力を無駄に消費するだけとなってしまいます。
コスト削減ですぐに思いつくのが、費用やお金ですが、コストはお金だけではありません。
時間コストや肉体的(労力)コストなども存在し、意外にもそっちのコストの方が担当者様を苦しめていることが多いのです。
少し話が逸れてしまいましたが、今後も「修理」関係には力を入れて取り組みをしていこうと考えておりますので、何かありましたらお問合せください。よろしくお願い致します。